平成20年から平成29年までの2年生への進級率を、学科別で示しています。
平成20年 | 平成21年 | 平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | |
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数学科 | 77.3 | 83.1 | 86.0 | 85.4 | 93.3 | 83.9 | 78.6 | 77.6 | 61.7 | 77.1 |
物理学科 | 73.4 | 67.7 | 75.4 | 73.8 | 63.0 | 79.8 | 72.5 | 66.4 | 74.1 | 71.2 |
化学科 | 59.6 | 56.3 | 78.4 | 72.8 | 84.2 | 84.9 | 77.9 | 77.4 | 76.7 | 76.7 |
単位:%

本学の進級制度は、特定の単位を修得しなければ次の年次に進級できない、いわゆる関門制度を導入しています。進級に際しての条件は学部によって異なり、理学部第二部の場合、各学科指定の関門科目の単位を取得していなければなりません。この他、理学部では第一部、第二部ともに1年次から2年次に進級する際に独自の審査があります。
1年次の関門科目の単位を取得して2年次に進級する学生の比率は、学部全体で増加傾向にありますが、学科によって数値にばらつきが出ています。もちろん、学生全員に進級してもらいたいのですが、本学の教育方針上実力の伴わない学生を進級させることはできません。日頃から勉学を続けていれば、進級や卒業ができないということはありませんので、入学後もしっかりと勉強して欲しいと思っています。
平成25年から平成27年までの進路状況を、学科別で示しています。
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平成25年
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平成26年
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平成27年
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平成25年
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平成26年
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平成27年
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平成25年
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平成26年
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平成27年
学科によって多少の差がありますが、全体的に大学院進学者が増加傾向にあります。一方、就職の場合、100%に近い学生が希望する企業の内定を獲得。積極的に支援行事に参加したり、頻繁にキャリアセンターに相談に来たりするなど、意欲的な学生ほど良い結果につながっています。
なお、数学科は教職に就く割合が大きく、化学科は大学院に進学する割合が大きいという傾向にあるようです。
ただし理学部第二部の場合、社会人学生や主婦、シニアの学生など、就職活動をしない学生が少なからず存在しています。
平成20年から平成29年までの教員免許取得率を、学科別で示しています。
平成20年 | 平成21年 | 平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | |
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数学科 | 44.1 | 45.1 | 45.6 | 43.2 | 53.9 | 48.1 | 48.2 | 50.8 | 50.5 | 41.7 |
物理学科 | 11.9 | 14.4 | 13.7 | 19.3 | 24.5 | 13.3 | 19.7 | 19.5 | 13.6 | 27.6 |
化学科 | 14.1 | 11.8 | 6.0 | 21.3 | 18.5 | 21.6 | 18.5 | 13.0 | 14.7 | 16.1 |
単位:%

理学部第二部は、夜間理学部のある大学では珍しく、全学科の教員資格を取得することが可能です。特に、数学科は教員志望の学生が多く在籍しており、それが教員免許取得比率にも表れています。教職免許の取得者の中には、大学院に進学した後に教員になる学生もいます。